■標準治療

一般的には腎症状、腹部症状の有無により治療方針を決めます。皮膚症状だけの場合は、血管強化薬を内服し安静にします。定期的な尿検査などのチェックはこの場合も必要です。腎症状、腹部症状がある時は、できれば入院の上、副腎皮質ステロイド薬の内服を行います。
二週間ほどの安静でいったん症状が落ち着いたあと、そのまま治癒する場合と、再発を繰り返す場合があります。腎症状については成人例のほうが小児例より症状が重い場合が多いといえます。

■ステロイドについて
ステロイドは、内服薬・ステロイド外用薬・吸入ステロイド・点滴・座薬・点眼薬などの形態が存在する。
ステロイドホルモンは、
リンパ球の働きを抑え、炎症を強力に抑制する。そのため気管支喘息、アトピー性皮膚炎を代表とするアレルギー疾患をはじめ、膠原病、多発性硬化症など自己免疫疾患に対する治療薬として利用されるほか、悪性リンパ腫に対して著効する。非常に効果が高い反面、副作用も非常に大きく、使用には慎重を要する薬剤の一種である。
この場合には、抗炎症活性を高め、かつ本来の血糖値制御などのホルモン活性を低める目的で修飾基を改変されたものが用いられることが多い(プレドニゾロン、デキサメサゾンなど)。